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雑記

到着から2週間、2月の終わり

2/28, 16日目 日記を振り返って

このサイトが出来たのは3月10日だが、2月に到着しておいて2月の記事がないのもさみしいので、日記を見返しながら当時の状況を書いてみる。

エチオピア経由で入国したのが現地時間2月13日の14時頃。税関は日本人どころかアジア人すら見かけず、今まで行ったどの国でもしたことのない体験だった。海外あるあるの通信手段入手死活問題(Wi-Fi問題)はご多分に漏れず、ここでも大いに困った。simフリーフォンを持ち込んだため余裕ぶっていたものの、空港の携帯会社が全てサーバーダウンしており、Wi-Fiも使えず。早速のトラブルだったが、あるアクセスポイントをこじ開け(?)Uberの手配に成功。なんとか家まで辿り着き、時差ボケと疲れですぐ寝たのが1日目。インターンの始まる次週まではスーパーに行ったり散歩をしたりした。

自分が住んでいるのはRosebankというケープタウン大学近くの地域にあるシェアハウスで、16人ほどが同居者だ。実際、ケープタウン大学の学生が半分以上を占めている。ケニアやジンバブエ、ザンビアなど他のアフリカ諸国やヨーロッパから来ている学生も多く、かなり多様性があって面白い。共同スペースでの会話や家のことに関するミーティング、そして南アフリカ名物braai(バーベキュー)もできるのはシェアハウスのいいところだ。(おまけに家賃が安い)

インターンが始まってからは現状に追いつくのがまずは精一杯で、ひたすらインプットの時間だった。今の社会が抱えている課題は何か、その中からどの領域に取り組むか、どういった人権の侵害が行われているか...などなど。学部4年間で学んだ法律と政治の知識は理解の役には立つものの、本質を捉えるのは一筋縄ではいかない。何より、重要なのは分析ではなく、どうやって解決・改善するか、にあるのがこのNGO(目的がMaking Human Rights Real)の特徴だ。

国会に行ったり、市民のヒアリングをしたり、アウトプットも増えてきてあっという間だった2月。今振り返ってみてもほんとうにTime fliesである。