08/30, 199日目
約2週間の東アフリカ周遊からケープタウンに帰ってきたのも束の間、見事に体調を崩していた。おそらくは旅の最後で出会ったウガンダの子供たちから風邪をもらったのであろうが、疲れもあってかかなり苦しむこととなった。
ケープタウンは歴史的にはアフリカ遠征者の楽園、療養地としての側面も担ってきたところもあって(セシル・ローズなど典型例)、自分も帰ってきたときは気候の過ごしやすさと空気の綺麗さにホッとした。
風邪の症状としては発熱・鼻水・咳とオーソドックスなものだったが、気だるさが長く残り、インターンに復帰するのに時間がかかった。日本は本当に綺麗な国だと思うので、免疫力もアフリカの人々に比べ自分が強いという自信は全くない。大げさな例だが、ネイティブアメリカンの多くがヨーロッパから持ち込まれた病原菌で死亡したという歴史上の有名な話を思い出した。病原菌も免疫もその土地由来のものであればよそ者は接触の過去がある訳もない。
回復したものの貴重な時間を割いてしまった感は否めない。結果的には旅の振り返りをじっくりできたのは良かった。9月の下旬にはいよいよ最後の大詰めであるe-Learning Africa 2017が控えている。前哨戦であるヨハネスブルグの渡航までも3週間を切った。
東アフリカの旅を通じて個人的に再認識したのはハードに対する自分の想いの大きさだ。やはり、将来的にそこに携わることのできる人材になりたいと思った。今しばらくはソフトの面で知識を蓄え、実践していくことが多いが、必ずその想いを叶える道へも挑戦していきたい。